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配車業務には、ご担当者さまごとの工夫や判断が数多くあるかと思います。

「この荷主は午前指定が厳しい」
「この道は午後から混む」
「このドライバーは重量物が得意」
こうした知見は、現場の経験からくる“配車の技術”とも言えるものです。

しかしそれらは、言葉にされず担当者の方の頭の中にあることが多く、
共有・再現が難しい状態になりがちです

LOGの「シナリオ配車」は、そうした配車判断の流れをあらかじめ設定して保存し、誰でも実行できるようにする機能です。

シナリオ配車とは、配車の手順や優先順位、割当ルールなどを“シナリオ”としてまとめて登録し、自動で実行できる仕組みです。
たとえば、以下のようなステップを1つのシナリオに設定できます。

  • 時間指定がある荷物から先に配車
  • 自社車両を優先して割当て
  • 特定の条件に合わない荷物は外注車両に振り分け
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このように複数の配車ルールを自由な順序・任意の数で組み合わせて
保存することができ、ボタン一つで実行
することが可能です。

LOGのシナリオ配車を使えば、
担当者ごとの考え方や優先判断を“見える形”で残すことができます

これにより、

・ベテランのノウハウが、他のメンバーにも引き継がれる
・「誰かがいないと回らない」という状況を防げる
・一貫した判断基準で配車の品質を安定させられる

属人化を防ぎつつ、チーム全体で “技術を使いこなせる” 体制づくりが
可能になります。

LOGのシナリオ配車では、以下のような条件や制約を柔軟に組み合わせることができます。

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シナリオ配車にて設定可能な制約条件例


現場での判断を構造化し、そのまま再現できる仕組みとして活用できます。

LOGでは、シナリオ配車の実行結果や修正履歴をAIが継続的に学習します。

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  • 繰り返し修正されるポイントを学び、次回以降に反映
  • 現場に合った配車内容を提案
  • 時間が経つほど「自社仕様」に最適化

つまりLOGは、運用すればするほど、現場にフィットする配車システムに成長していきます。


LOGの「シナリオ配車」は、単なる自動化ツールではありません。
属人化しがちな “判断 ”や “段取り” を、
誰もが使える「仕組み」に変えることで、
配車業務そのものをアップデートする存在です。

担当者の経験や工夫は、「個人のノウハウ」で終わらせず、
再現性のある “やり方” として蓄積され、業務に活かされていきます。
AIは日々の業務を通じて現場に適応し、より精度の高い判断が可能になります。

結果として、配車の品質は維持したまま、業務の属人化を防ぎ、
現場の負荷を大きく軽減。
LOGのシナリオ配車は、「誰かに頼る配車」から「チームで回る配車」への転換を支える、新しい選択肢です。


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そんな方はぜひこちらからお問い合わせください。
貴社の配車条件に合わせた事例や設定例をご説明させていただきます。


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